事業実績 在来生態系の保全復元活動 ハス群落拡大抑制実験 刈り取り実験

ハス刈りロボットボートによる手賀沼ハス刈り取り実験

2018年6月14日(木) 9:00~11:00頃
場所 手賀沼ハス帯の南東部付近(柏市岩井新田地先)

2018年6月11日
面積が大きく拡大した手賀沼のハス群落。6月14日(木)、ハス刈りロボットボートでの刈り取り実験を行います。

報道関係各位

手賀沼の東側南岸には大きなハスの群落が広がっています。この群落は1965年、面積わずか1.5ヘクタールでしたが、年々繁茂面積を拡大し、2017年調査で1965年の約16倍の23.6ヘクタールまで拡大しています。 美しい手賀沼を愛する市民の連合会(通称美手連、21団体)は、ハス群落の拡大に危機感を持ち、2009年、手賀沼水環境保全協議会によるハス拡大調査の結果の広報に取り組んだのを皮切りに、これまで調査や面積縮小のための刈り取り実験などを実施してきました(手賀沼流域フォーラム実行委員会との共催)。
※手賀沼水環境保全協議会……手賀沼の水質浄化および手賀沼周辺の環境保全について、関係機関の必要な対策を協議するため、千葉県と流域市町村及び利水団体により昭和50年2月に設置された協議会。協議会としても現在、ハス刈り実験に取り組む。
そして今年度は2018年6月14日(木)、ハス刈りロボットボートによる刈り取り実験を行います。このロボットボートは東京大学大学院生物機械工学研究室の海津裕准教授が製作されたもので、同准教授は昨年から宮城県のラムサール条約登録湿地、伊豆沼・内沼において、公益財団法人宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団の協力のもと、ハスの刈り取り実験を実施しています。 各報道機関におかれましては、時間的に差し迫ってからのご案内につき誠に恐縮ですが、この件につきご取材いただき、広く周知していただけますようお願い申し上げます。 美しい手賀沼を愛する市民の連合会 会長 八鍬雅子

【ハス刈りロボットボートによる手賀沼ハス刈り取り実験2018】 ●日時/2018年6月14日(木) 9:00~11:00頃 ●場所/手賀沼ハス帯の南東部付近(柏市岩井新田地先) ●内容/ハス刈りロボットボートによるハスの刈り取り実験 ・ボートは陸地より操作します。刈り取り場所も陸地に近く遊歩道からご覧いただけます。 ・当日は記録用にドローンも飛ばします。 ●事業主体/手賀沼流域フォーラム実行委員会、美しい手賀沼を愛する市民の連合会 ●協力/海津裕氏(東京大学大学院農学生命科学研究科生物機械工学研究室准教授)     嶋田哲郎氏(公益財団法人宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団総括研究員)     林紀男氏(千葉県立中央博物館主任上席研究員)     山室真澄氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授) ●この件についての問合せ先/美しい手賀沼を愛する市民の連合会(?090-5217-6699八鍬) ◆添付資料/ ハス群落の拡大とその影響 (2012年8月手賀沼水環境保全協議会の調査報告より) 手賀沼ハス繁茂域抑制を目指した試み (2015年の美手連の報告書) ハス刈りロボットについて (提供/海津裕氏) 6月14日ハス刈り実験地 地図 (提供/海津裕氏)
  • 航行の様子
  • バリカンカッター