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2025年度 美手連総会 および 記念発表会の報告

2025年6月8日(日)、13:15~14:15 美しい手賀沼を愛する市民の連合会は、手賀沼親水広場水の館研修室において2025年度(令和7年度)の総会を開催しました。当日は11団体(19名)、個人3名が参加しました

※来賓:2名 (千葉県環境生活部水質保全課、副課長 仁平雅子氏、我孫子市環境経済部手賀沼課 課長 嶋田繁氏)

会長挨拶 八鍬雅子

 美手連は今年30周年を迎える。発足当時CODは20あり、手賀沼の水は真っ黒だった。今日、CODは10前後で、水の色も黄土色だ。しかし、動物プランクトンは激減し、ミジンコはとれない。2020年にハスが全滅し、ヒメガマ、マコモも激減した。そんな中、美手連は特定外来生物ナガエツルノゲイトウ駆除を柏土木とともに行った。事業は県の水質保全課による手賀沼全域の駆除につながり、昨年度やり終えた。
 そんな折、柏土木から(公社)日本河川協会の表彰団体に推薦したいとのお申し出があり、6月4日、表彰状をいただきに伺った。表彰の理由は「手賀沼の清掃や外来種駆除に取り組まれ、河川環境及び河川美化の推進に貢献された」だった。昨日は第36回全国「みどりの愛護」のつどいで、美手連の緑化推進における業績が顕著であると、知事より千葉県都市緑化功労者知事表彰感謝状をいただいた。手賀沼は知事のご挨拶にも出てきた。知事の頭には手賀沼のナガエ駆除が入っていると嬉しかった。
 また、我孫子市制55年の表彰に美手連が選ばれている。美手連は我孫子市手賀沼課に、誕生以前よりお世話になっている。美手連は寄付金5000円の財政から始まったが、そのとき出した『手賀沼通信』は印刷、紙代、すべて手賀沼課が負担してくれた。我孫子市制55年、美手連30年の節目に表彰されるのは嬉しい。
 美手連は連合会組織の環境団体だが、手賀沼の歴史や生活全般含めて手賀沼の環境であるという考えで、これからも活動したい。手賀沼流域には今も多くの問題があるが、美しい手賀沼を未来につなげていく作業を一人一人が続けていきたいと思う。
 最後に、美手連の活動の中で統一クリーンデイと手賀沼流域フォーラムの実施は、世の中に高く評価されていることを2つの受賞から感じた。


総会の部

総会の部では4つの議案について審議が行われ、すべての議案が承認されました。議案は以下の通りです。

●第1号議案 2024年度(令和 6年度)事業報告
●第2号議案 2024年度(令和 6年度)決算および監査報告
●第3号議案 2025年度(令和 7年度)事業計画
●第4号議案 2025年度(令和 7年度)予算
    

記念発表会の部


「2025年度千葉県生物学会会員研究発表会~美手連会員発表」を開催。
日時:総会終了後に引き続き、14:25~16:15
出席者:22名
2025年2月の千葉県生物学会で発表された美手連及び会員団体による3つの研究報告が発表された。
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