事業実績 行政との協働事業 手賀沼統一クリーンデイ

手賀沼統一クリーンデイ報告 2018年度(第16回)

第16回美手連統一クリーンデイを昨年と同様に、柏地区の3箇所(大堀川・大津川・手賀沼南岸)と我孫子地区、印西亀成川流域、白井地区を合わせた合計6箇所で実施しました。
手賀沼水環境保全協議会、千葉県、手賀沼流域各市などの自治体及び他団体の支援・協力により、清掃活動を通してゴミのない綺麗な環境を維持することの素晴らしさと大切さを市民の皆様に体験して頂きました。
参加者は690人(前年比86.0%)、ゴミ収集量は1.37トン(前年比64.9%) と共に減少しました。地区別では手賀沼南岸地区と印西亀成川流域が参加者・ゴミ収集量ともに前年を上回り、白井地区はゴミ収集量が前年を超えました。新たに今回は、ナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイの駆除作業を2地区(我孫子・印西亀成川)で実施、計3.97トンの駆除成果がありました。

尚、地区別の状況は次の通りです。

実施日参加者
(人)
前年比
(%)
ゴミ収集
(トン)
前年比
(%)
ナガエ・オオバナ
(トン)
全体12/2(日)
12/8(土)
69086.01.3764.93.97
柏(大堀川)12/2(日)6385.10.2562.5
柏(大津川)12/2(日)5778.10.2745.0
柏(手賀沼南岸)12/2(日)53101.90.0525.0
我孫子地区12/2(日)41485.20.4452.42.10
印西亀成川12/2(日)50119.00.06120.0ナガエ 1.87
白井地区12/8(土)5370.70.30150.0

2017統一クリーンデイ地区実施報告

実施日時 2018年12月2日(日) 9時30分~12時30分 天候:曇り後晴れ

実施場所 大堀川ふるさと大橋~大津川河口の藤棚間
参加者数 63名(一般43名 会員20名)
  団体 オッティモ12名,手話サークル5名,竹中土木5名,クリード北柏4名,長寿大学3名,北柏町会他
ゴミ収量 約 250㎏
  青袋32,黄袋71,タイヤ3,傘2,ケース2,鉄枠1,キャスト1,布団1,石油缶1,金属箱1,丸棒1等

柏ふるさと公園に集合し、挨拶と段取り説明に続いて、ラジオ体操を行なった後、1班 北柏ふるさと公園周辺 2班 柏ふるさと公園周辺 3班 手賀沼遊歩道周辺 4班 見晴台周辺の手賀沼内葦原 に分かれて清掃し多くのゴミを集積しました。       

11:30より集合会場に戻り、ご苦労さん会を行ない、おにぎりとお茶、ビンゴゲームに興じながら、参加の皆さんからの感想をいただきました。4班で奮闘したトライアスロン「オッティモ」の精鋭から“もっと胴長が欲しかった”との一言を戴き、準備しなくてはと反省した次第です。



実施日時 2018年12月2日(日) 9時30分~10時40分 天候 晴れ

実施場所 大津川の大津川橋~ひどり橋、手賀沼自然ふれあい緑道のひどり橋東西見晴台間
参加者数 大津川をきれいにする会22名,風早北部地区シルバーボランティア5名,千葉銀行ボランティア約30名
作業工程 9:30にひどり橋に集合し、ひどり橋を挟んで東西2班に分かれ、大津川の土手・斜面・川原、ふれあい緑道の斜面・斜面下のゴミを拾集し、可燃ゴミ・不燃ゴミは袋詰め、粗大ゴミはそのまま、2か所のゴミ集積場に運搬。10:40終了
ゴミ(トン) 約270kg
  可燃ゴミ約90㎏(プラスチック・紙・繊維など)
  不燃ゴミ約50㎏(金属・ガラス・陶器など)
  粗大ゴミ約130㎏(自転車車輪,ノートパソコン,バーベキューコンロ,石油缶,ポリ缶,座椅子各1,発泡スチロール,傘,鉄棒各多数ほか)

小寒い晴れた小春日和のもと、3ボランティア団体が協働してゴミ拾集しました。
特にペットボトル・弁当ガラ・ポリ袋・缶などポイ捨てゴミが多くありました。
また粗大ゴミの不法投棄も多くありました。


集合して作業説明

手賀沼自然ふれあい緑道のゴミ拾集

拾集したゴミをリアカーで運搬

集積したゴミ


実施日時 2018年12月2日(日) 9時30分~11時30分 天候:曇りのち晴れ

実施場所 手賀沼南岸 道の駅「しょうなん」~東見晴台の沼側湿地
参加者数 53名 (沼南手賀沼ボランティア2名,千葉銀行50名,柏市1名)
ゴミ(トン) 0.05トン ゴミ袋7袋

天候に恵まれ、柏市役所環境保全課および千葉銀行の応援を受けて清掃を実施しました。昨年より参加者・ゴミ収集量ともに若干増加しました。



実施日時 2018年12月2日(日)

実施場所 手賀沼北岸
参加者数 414名 (我孫子野鳥を守る会12名,NPO法人アルバトロスヨットクラブ11名,船戸の森の会5名,松愛会17名,ボーイスカウト1団,2団とOB,ガールスカウト75団,我孫子市消費者の会2名,津川興業2名,NPO法人せっけんの街1名,他ふれあい清掃関連)
ゴミ(トン) 通常ゴミ0.44t,外来植物2.1t

我孫子市によるふれあい清掃と同時開催である。例年実施される船戸下から手賀沼公園を経て若松までの他に、美手連によるナガエ等外来植物の除去作業を実施した。
*ボーイスカウトの子供たちを中心に、ふれあい護岸地区で石垣の間のナガエの除去。  これは去年と同様である。草が乾燥していたので、ブルーシートにひと山分除去した。北側護岸の石垣周辺の除去。狭い場所であるが数人で除去した。
*小池ボート地区のナガエの除去。こちらは大人20名以上を投入した。小型ユンボで陸揚げし、パッカー車が満杯になるまで(2100kg)、約20m×20mを除去した。
*我孫子新田、下根戸下の道路下に降りるための梯子を用意した。6か所の設置場所のうちNo1,No2地点で下草が刈ってなかった。この部分では、下に降りても清掃作業ができなかった。刈り取り担当業者と市との連絡に、食い違いがあったためと思われる。


梯子の管理

ふれあい護岸の子供達

ボート乗り場付近の作業

除去前の群落

除去後の開水面


実施日時 2018年12月2日(日) 9時30分~12時

実施場所 亀成川と流域の古新田・別所地区
参加者数 50名(子ども10名,大人10名,東邦大学生6名,印西市環境保全課3名,生涯学習課2名,印西市市民アカデミー7名,子ども劇場1名,亀成川を愛する会11名)
ゴミ(トン) 0.06トン

今年は、亀成川流域の古新田、別所地区のホタルが生息している区域を中心にゴミ拾いをするだけでなく、一般市民の皆さんに保全活動に協力してもらうことにしました。
亀成川では、改修工事後、当会で元々生育していたコウホネを移植した区域に、現在特定外来生物ナガエツルノゲイトウが大繁茂し、コウホネの生育を脅かしています。今回は、ナガエツルノゲイトウを駆除し、コウホネの生育環境を守ります。

印西中学校に集合後、2班に分かれ、家族参加の皆さんが中心のゴミ拾い班は、ゴミ拾い終了後、周辺の生き物に加え、ナガエツルノゲイトウ駆除現場で紛れて引き揚げられ救助された水生生物の観察もしました。ナガエツルノゲイトウ駆除班には、6名の東邦大学生が大きな戦力となってくださり、用意した土嚢袋が足りなくなり急遽買い足す勢いでした。それらを環境保全課の職員さんがトラック2台を使って、仮置き場に運搬してくださいました。
今年も、印西市生涯学習課から依頼があり、市民活動団体のイベントの企画運営を体験し学ぶという趣旨で印西市市民アカデミーの皆さんの協力を得て実施しました。ありがとうございました。

(亀成川を愛する会 事務局)


 

現れたコウホネ

 

 

終了後は、温かい豚汁を完食!


実施日時 2018年12月8日(土) 9時~12時

実施場所 金山落 名内橋~今井三号橋
参加者数 53名(一般37名,県職員1名,手賀沼土地改良区1名,利根川水系土地改良調査管理事務所1名,白井市環境課7名,今井の桜保全プロジェクト3名,美手連3名)
ゴミ(トン) 0.3トン

今年も、一般参加者に加え、多くの白井市内の市民活動団体の皆さんが参加してくださいました。
例年同様、白井市役所に集合し、白井市と美手連がレンタルしたマイクロバスの2台に分乗し、現地に移動しました。作業は名内橋から今井2号橋へ向かう班と反対側の今井3号橋から今井2号橋へ向かう班がそれぞれの両岸に分かれてゴミ拾いを開始しました。やはり今年も家電製品や日用品など不法投棄物が多かったです。

作業終了後、今井青年会で恒例のばらっぱまんじゅうを賞味しながら、今井の桜保全プロジェクト代表の山﨑さんから、現在金山落で計画されている国営土地改良事業について説明があり、護岸の桜並木が存続の岐路に立っているとのことでした。注視していく必要があります。
その後、神々廻市民の森で木くずを集めた「カブトムシのベッド」に生息している幼虫を、子どもも大人もみなさん喜々として掘り起こし探し出しました。美手連の松本勝英さんからカブトムシの生態および飼育方法を学び、希望者は各自容器に入れ持ち帰りました。また、森のグラウンドワーク推進事業の一環で、入口の花壇整備に取り組んでいる六見会代表の市川さんから活動紹介があり、その花壇で採取した花の種や苗を参加者に配布してくださいました。また、周辺の森の整備をしているNPO法人しろい環境塾の南波さんから活動の様子を報告していただきました。

(美手連理事 竹内順子)


金山落のゴミ拾い

今井青年館

神々廻市民の森入口

カブトムシのベッド

カブトムシの幼虫はどこかな?

六見会より花の種や苗をプレゼント