事業実績 行政との協働事業 手賀沼統一クリーンデイ

手賀沼統一クリーンデイ報告 2022年度(第20回)

第 20 回美手連統一クリーンデイは柏地区の 2 箇所(大堀川・大津川)と我孫子地区、 印西亀成川流域、白井地区を合わせた合計 5 箇所で開催しました。柏地区の手賀沼南岸に つきましては体制が整わないため中止としました。また新型コロナ感染対策として構成団 体中心で行われた地区は 2 地区(柏大堀川、柏大津川)でした。
開催5箇所の参加者合計は 460 名、前年比 174.9%、ゴミ収集量合計は 1.694 トン、前年 比 192.1%で、ともに前年を上回りました。また外来植物駆除量は 1.42 トンですが、駆除 を実施した当該地区のゴミ収集量は上回っております。
地区別の状況を見ますと、参加者では柏大津川、我孫子地区、印西亀成川流域が前年を上 回り、ゴミ収集量では全地区が前年以上という結果でした。
手賀沼水環境保全協議会、千葉県、手賀沼流域各市などの自治体及び他団体の支援・協力 により、清掃活動を通してゴミのない綺麗な環境を維持することの素晴らしさと大切さを 皆様に体験して頂きました。


尚、地区別の状況は次の通りです。


実施日参加者
(人)
前年比
(%)
ゴミ収集
(トン)
前年比
(%)
外来植物
(トン)
開催5箇所合計11/27(日)
12/4(日)
460174.91.694192.11.42トン
柏(大堀川)
<構成団体中心>
12/4(日)3866.70.464128.2
柏(大津川)
<構成団体中心>
12/4(日)23109.50.42140.0
柏(手賀沼南岸)中止
我孫子地区12/4(日)318338.30.581160.00.60トン
印西亀成川12/4(日)39118.20.01100.00.82トン
白井地区11/27(日)4272.40.22137.5

■各地区の報告

2022統一クリーンデイ地区実施報告

実施日時:2022年12月4日(日) 9時30分~11時15分
      (準備は 8:30 から、後片付けは 12 時まで)

実施場所:戸張新田展望台まえの水辺と葦原
参加者:総勢 38 名 (内訳:一般参加 23 名、大堀川の会 15 名)
    
ゴミ収集量(トン) 凡そ0.464 トン

青袋 67 袋、船(4m×0.5m)、ゴルフバッグ 2 個、タイヤ 3 個、コーン、プラかご 2 個、板 5枚、
プラ石油容器、ホース、すのこ、発泡スチロールのブイ、発泡スチロール容器・数個、漁網、
ビールケース、等など


コメント:12 月の寒い朝でしたが、天気は快晴で気持ちの良い清掃日和となりました。
新型コロナがまん延し始めた 2020 年から3年連続で大規模開催を見送りましたが、毎回トラ イアスロングループ「オッティモ」のみなさんが大勢駆けつけて下さり、本当に頼りになって います。その他にも、東大の研究生の方や奥村組からもご参加頂き、約1時間で多くのゴミを 収穫できました。
今回は、事前に16本の道作りをしたことで手賀沼へのアクセスポイントが増え、そのおかげか 集めたゴミの量は昨年や一昨年を大きく上回る大収穫となりました。ゴミを詰め替えた青ビ ニール袋は 67 袋、大型ごみでは朽ちた木造船、ゴルフバッグ、タイヤ 3 本などがありました。 胴長も20本以上準備しましたが、オッティモの精鋭陣をはじめ全ての胴長が利用されるなど、 沼岸でのゴミ集めは非常に成果の大きいものとなりました。11時前には作業を完了し、何名 かの参加者から感想を頂き、無事散会となりました。

写真:


参加者のみなさん!

清掃模様

清掃模様

清掃模様

清掃模様

収集ごみ

収集ごみ


 

実施日時:2022年12月4日(日) 9時00分~11時00分 

実施場所:大津川 二子橋~ヒドリ橋 手賀沼自然ふれあい緑道
       ヒドリ橋東西見晴台間 周辺道路
参加者:23名 (会員 16 名、市民 7 名)
ゴミ収集量(トン) :可燃ゴミ 約 100kg(23袋)、 不燃ゴミ 約 20 ㎏(4 袋) 
      粗大ゴミ 約 300 ㎏(布団、扇風機、湯沸かし器、トイレ、スーツケース、
      鳥籠、ポリ缶、ガラス瓶、コンテナ、バッグ、傘ほか)      


コメント:
 1) 大津川の土手、ふれあい緑道はゴミが少なかった。ゴミがないと捨てないようだ。
 2) 二子橋の橋下に粗大ゴミの不法投棄があった。
 3)周辺道路には車からのポイ捨てゴミが多かった。

写真:


集合、作業説明

ゴミ拾集、運搬

ゴミの分別、袋詰め

集積ゴミ


実施日時:中止

実施場所:
参加者: 


コメント:体制が整わない為中止としました。


実施日時:2022年12月4日(日) 午前8時30分~午前11時00分

実施場所:手賀沼公園駐車場地先、手賀沼公園北岸、手賀沼公園ふれあい護岸、 手賀沼公園~根戸新田、手賀沼公園~手賀沼親水広場
参加者:総数318名 <我孫子市 8名 美手連 関連 69 名 (我孫子野鳥を守る会 15、
アルバトロスヨットクラブ 10、船戸の森 6、我孫子文化を守る会 6、松愛会 25 ほか)
我孫子青年会議所3 名、ボーイスカウト・ガールスカウト 104 名、建設業協会 19 名ほか>      
ゴミ収集量(トン):1.18トン (可燃物 0.43 、不燃物 0.15 、外来植物 0.60 )         
参加記念品:エコバック、水切りネット、お 茶、ちんすこう・花苗を配布


コメント:
今回はコロナ対策として事前検温と事前参加者名簿の提出、感染拡大防止ガイドライ ンの確認を徹底した上で、3 年ぶりに一般参加を受け付けて開催した。
手賀沼公園駐車場地先・公園北岸の外来植物駆除は美手連、我孫子野鳥を守る会、アルバ トロスヨットクラブ、船戸の森、我孫子文化を守る会、松愛会が主として担当し、手賀沼 公園ふれあい護岸の外来植物駆除はボーイスカウト・ガールスカウトが担当。手賀沼公園 ~根戸新田、手賀沼公園~手賀沼親水広場の清掃は我孫子市、青年会議所ほかが担当した。 外来植物駆除にあたり、我孫子市手賀沼課でパッカー車を手配して頂いた。
尚、根戸新田歩道下に下りるため、草刈りについて柏土木事務所、脚立取付けをアルバ トロスヨットクラブに協力頂いた。

写真:


公園駐車場地先の駆除作業

水溜りでの駆除作業

マコモの中での駆除作業

公園北岸下の駆除作業

ナガエ・オオバナの運搬

外来植物をパッカー車へ


実施日時:2022年12月4日(日) 9時30分~12時00分

実施場所:亀成川上流部と流域の古新田・別所地区
参加者:39 名〈内訳〉一般 27 名(9 家族、子ども 14 名・大人 13 名)
      印西市環境保全課 2 名、亀成川を愛する会 10 名
ゴミ収集量(トン): ごみ 0.01t(指定ゴミ袋 可燃ごみ1 袋、不燃ごみ1 袋)
      ナガエツルノゲイトウ ガラ袋83 袋 乾燥後クリーンセンターに搬入焼却 820 t


コメント: 
今年も、亀成川流域の古新田、別所地区のホタルが生息している区域を中心にゴミ拾いと亀成川
(古新田橋と和田戸第一橋間)のコウホネの生育を脅かしているナガエツルノゲイトウ
以下、ナガエ)の駆除作業の 2 本立てです。
 ナガエ駆除の作業現場までゴミ拾いをしながら移動し、一般参加者にはナガエ駆除をメインに作
業をしてもらいました。川に入っての作業に印西市環境保全課の職員の方々や亀成川を愛する会会
員だけでなく、胴長持参の親子も参加してくださいました。川の中からナガエを引き抜き買い物か
ごに入れ、法面に敷いた小さめのシートに集め、シートごとまとめて引き上げました。待ち構えて
いた子どもたちが、ナガエを袋詰めする大人に混じって引き上げられた生き物を救出。作業終了後
は救出した生き物を観察し、川へ戻しました。
 昨年駆除したコウホネ生育エリアではナガエの侵入がかなり抑制され、開放水面がいくらか広
がっていました。徐々に成果は出ているようです。
                             (亀成川を愛する会 事務局)

写真:


印西中学校に集合

亀成川の駆除現場までゴミ拾い

ナガエを根こそぎ抜き取る!

一般参加の親子も引き抜き担当

大人は袋詰め、子どもは生き物救出

駆除後、救出した生き物観察



実施日時:2022年11月27日(日) 9時00分~12時00分

実施場所:金山落 名内橋~今井三号橋 
参加者:42 名 <内訳> 一般 15 名(6 家族、子ども 9 名・大人 6 名)、白井市環境課 4 名、    
今井の桜保全プロジェクト(白井コミュニティセンター)4 名、    
白井環境ネットワークの会 1 名、NPO 法人しろい環境塾 4 名、隊友会 6 名、    
白井第二小学校区みどりの里づくり協議会 5 名、美手連 2 名
ゴミ収集量(トン) 0.22トン

 

コメント:
 今年度は、別途外来水生植物駆除を 11 月初旬に実施したため、金山落名内橋から今井三号橋ま
でとその周辺のゴミ拾いのみ行いました。
 白井市役所に集合し、新型コロナ感染症対策として、参加者にはアルコール消毒、マスクの着用
をお願いし、マイクロバスと環境課のワゴン車などに分乗し、金山落に移動しました。
 マクロバス組は、名内橋から右岸と左岸に分かれて今井三号橋までゴミ拾い開始。今年は処理
困難物のトイレの便器、タンクなど一式が捨てられていました。ワゴン車組は、今井三号橋に直
接集合組とともに今井三号橋の下流やカンナ街道に続く農道などを担当しました。橋のたもとで
は、水が澄んでいて自転車が沈んでいるのがわかり、手持ちの工具を工夫し、みんなで引き揚げ
ました。
 ゴミ拾いが終わった後は、恒例の蒸かしたての「ばらっぱまんじゅう」を黙食し、小休止。そ
の後、下手賀沼西部南側の散策路を、そこを整備した NPO 法人しろい環境塾副理事長の興津さん
のガイド付きで散策しました。途中、パウチした資料を使って、下手賀沼の概要や豊かな生態系
を守るために会が行っている保全活動などについて説明を聞きいていると、その成果を証明する
かのように、沼にはカワセミが、好天の上空にはトビが姿を見せてくれました。                                   (美手連 竹内順子)

写真:


今井の桜並み木のゴミ拾い

自転車が! 力を合わせて、せ~の!

地中に埋もれていたごみを掘り出す

ほっかほかのばらっぱまんんじゅう

自転車、トイレ便器・タンクなどなど

ガイドのしろい環境塾 興津さんの説明