事業実績 在来生態系の保全復元活動 ナガエツルノゲイトウ関連 大津川河口ナガエ駆除

大津川河口ナガエツルノゲイトウ駆除 2018/10

2018年10月31日(水) 8:45~12:00
場所 手賀沼自然ふれあい緑道にかかる大津川ヒドリ橋付近
主催 美しい手賀沼を愛する市民の連合会、柏市建設業会
後援 千葉県柏土木事務所、柏市役所
参加者 美手連30名(大津川をきれいにする会9名、NPO法人アルバトロスヨットクラブ7名、大堀川の水辺をきれいにする会4名、船戸の森の会3名、我孫子野鳥を守る会2名、亀成川を愛する会2名、我孫子市消費者の会1名、NPO法人せっけんの街1名、手賀沼水生生物研究会1名)、千葉県立中央博物館1名、千葉県水質保全課2名、柏土木事務所5名、柏市環境部3名、我孫子市治水課4名、柏市建設業会12名 計57名    
駆除量 トラック4トン車で4台と3トン車で4台 計8台・28トン

 参加者の想いが通じたのか好天に恵まれ、予定通り8:45から挨拶・作業説明。9:00から事前の打合せ通り、各自の持ち場で作業が開始されました。まずヒドリ橋下流右岸からナガエの切り離しを岸寄りの川の中から大津川をきれいにする会が挑戦、アルバトロスヨットクラブが川の中央からボートで切り離しを援助。美手連女性群が流れ防止ネットに流れ着いたナガエをたも網で掬いながらゴムボートへ。見事な連携プレイでナガエを右岸に引き寄せ、待ち構えていた建設業会のモッコとクレーンでヒドリ橋上のトラックへ次々と積み込み中之橋の仮置き場まで運びました。
 途中からナガエのモッコヘの積み込みを川の中でやることに変更。格段に効率が上がりました。途中の休憩でアンパンとお茶で一息入れた後、左岸に挑戦し、上下流のナガエはアルバトロスヨットクラブの機転と手水協・柏市役所の奮闘で、ボートから切り離したものを下流右岸のモッコ付近に押して頂き、モッコの積み込みが集中できました。

 一方ヒドリ橋上流右岸のナガエの一部を駆除、上流左岸のオオバナについては千葉県立中央博物館林紀男先生の指揮のもと見事に取り去りました。
上記の適宜の分業により予定通り12:00に作業を終了。 柏市建設業会におかれては最後まで吉田会長様の陣頭指揮のもと重機等を駆使して、高齢者集団の美手連関係者を支えて頂きました。
千葉県柏土木事務所の倉田課長様には企画段階からフォローして頂き、柏市役所からは若手を中心に大きな力を頂きました。手水協からは大きな観点から支援を頂きました。千葉県立中央博物館の林先生には率先してオオバナの除去をして頂きました。最後に周辺のゴミを集め、大津川橋のたもとに集荷、市に連絡しました。 来年以降、益々巨大化する外来水生植物にどう立ち向かうか?どう抑制していくか?関連協議会の対応が強く望まれます。

※尚、前日の準備として、外来水生植物の流れ防止ネット張り、作業者安全のためのトラロープの設置等が行われました。美手連5名参加。


流出防止ネット張り(大津川ヒドリ橋下流)

開会挨拶と注意事項説明

ナガエ群落の切り離し

モッコを水中に置いたままナガエ等を積みあげる

クレーンでモッコを引き上げる

下流で切れ端をたも網でキャッチ

トラックに載せて仮置き場へ搬出

ヒドリ橋上流左岸の群落駆除

ボートで群落を移動

ヒドリ橋下流右岸駆除後

ヒドリ橋右岸下周辺駆除後

ナガエ群落の縁辺部にオオバナ