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手賀沼のハス抑制実験の検証

2016年9月14日(水)
2015年11月30日に400㎡の根切りしたハスの生育状況を2016年7月1日に引き続き抑制効果を検証しました。千葉県立中央博物館の林紀男さんの指導により、美手連から7名(八鍬、中野、間野、野口、竹内、森、梶)がエンピを持って沼に入り検証しました。
夏に比べ水位は40cm程下がり水深は約10cm程度でしたが、足を踏み入れると20cm程地面に潜り込みました。エンピを沼に押し込みますと楽に50cmは刺さる状態でメタンガスが地中からブクブクと湧き出してきました。 根切りしてもハスはしぶとく成長していましたが、根切りをしない周囲のハスと比べると背は低く、密集度も粗く、茎の細い状態でした。明らかに根切りによる抑制効果は表れていました。しかし周囲からの侵入なども考えられ、広範囲の対応が必要と思われます。 ハスはしぶといです。


  • 周りに比べハスの生育が悪かった
  • ハスの密度が粗かった

2016年7月1日(金)
昨年11月30日に20m×20mの範囲を大勢で根切りしましたが、今回その効果を検証しました。千葉県立中央博物館の林紀男さんの指導により、美手連から7名(八鍬、中野、間野、野口、竹内、森、梶)が2艘に分乗して竹の竿を目印に、ハスの群落中に分け入りました。幸い9本の竹竿は確認でき、根切りの効果は明らかでしたが、ハスの勢いは侮れない程度には伸びていました。


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